◆特注サスペンションキット作製◆

今回の車両は、マセラティ クアトロポルテ V6ツインターボ 1996年車
このクアトロポルテは、マセラティファンにはたまらないグレードの車です。乗り心地がフワフワとして左右の収まりの悪いロール感にオーナーは耐えられなくなり、ショック交換に踏み切りました。ショックアブソーバーが完全に経たっていた状態をこれで解消!
ついでに、車高調整式に変更したので気になっていたフロントのタイヤとフェンダーのクリアランスもバッチリオーナーの好みなりました。
そして、乗り心地も確保する為に減衰力もストリートタイプにして、アッパーマウントはピロボールではなく、アルミマウントとゴム式のタイプで作製してオーナーさんも大満足でした。

 

マセラティ クアトロポルテ 96年車

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今回、特注サスペンションキットを作製した車両の完成後の画像です。
ショックはオーリンズ社に依頼!

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製作したショックアブソーバー本体とフロントアッパーマウント。減衰力調整はフロント&リア共に20段調整式ですので、乗り心地重視とスポーツ走行にも対応可能!

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スプリングを組み込んだ状態。フロントスプリングはスイフト製の6kを使用して、リアは純正品をそのまま使用しました。ストリート走行での使用目的が多いための選択です。

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フロント部の画像。ネジ式車高調で高さの調整は、ノーマル地と比較すると50mm~20mmダウンします。ノーマル車高を保ちたい場合はヘルパースプリングを使用してスプリング長を変更すればOK!国産では見かけないナックル差込タイプのストラットでした。

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リア部の画像。リアは車高を変更したくないと要望があったのでノーマルのスプリングとアッパーマウントを使用しました。しかし、ウチが納得いかないので、Cリング式の車高調整タイプを採用しておいたので、後で気分が変わって変更したいと思った時でも可能です。減衰調整ダイアルが通常のモデルだとショックのトップ部分になり車室内からの調整作業が大変になるので、今回は、ショックのアンダー部にしました。これで調整もらくちん!!

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今回、無理を承知に作ってもらったフロントアッパーマウントです。オーナーが異音を極端に気にしていたからです。そして、純正マウントがスプリングシートと一体の為、ストレートスプリングを組み込ませる事が不可能だったのです。画像では、見えないのですが、スプリングシートとアルミマウントの間にベアリングを入れてステアリングを切った時の動きもスムーズになるような構造で作りました。

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装着後、車高を希望通り3cmダウンさせて、アライメント調整をして納車!違和感のあるロールも収まり、ゴツゴツとした突き上げ感も無く満足して貰えた足回りに完成しました。

 今回お預かりした日数は、3週間でした。予想以上にアッパーマウントの製作日数が掛かってしまいました・・・・画像以外にも細かい加工が少々ありました。
特注ショック製作 242000円 アッパーマウント製作38000円 スプリング9500円/1本 その他、脱着・アライメントになります。

 

群馬県高崎市で、ラリー競技、サーキット走行、クラシックカー車両を中心に、整備、チューニング。AP.Rally販売店