カテゴリー別アーカイブ: 今週のお仕事

お店で行った作業をご紹介

4G92エンジン

エンジンオーバーホール中の、ミラージュ CJ4A コンロッドベアリングの焼着きによりクランクシャフトの歪みが発生してしまい、クランクシャフトを新品交換になり、部品入荷した後、シリンダーブロックと組み合わせた状態で、バランス取りをしました。4G92エンジンは、ブロックと組み合わせた状態でバランスを取り直した方が、高回転でも安定して良くまわるエンジンになる。 

 

シリンダーヘッドは、バルブ摺り合せ中、バルブのアタリ具合を光明丹を塗布して確認してます。そして、アタリ面の悪い部分を調整します。

この作業が、完了すれば、ブロック(腰下)から組上げで、エンジン組立てが終了します。

もう少しで、完成です。           By 黒沢

 

薄型クラッチ

昨日から始めたインプレッサ GDB STI 今日は、フロントLSDをO/Hするのでミッションを分解です。

メーンシャフトの部分にフロントデフケースが付いています。画像は、デフケース後側のギアボックスです。現在のLSDは、クスコ RSタイプを使用していますが、オーナーさんにはフィーリングが合わないようなので、今回は、コーンスプリングプレート式のMZタイプに仕様変更をします。

 

クラッチディスクは、STI製の5ミリタイプ(薄型)を使用しております。

ディスクが薄いので、本体も軽く、クラッチの切れが速くシフトフィーリング&レスポンスが1段と向上します。競技系の人達が使用しているケースが多いですね!

微妙な減りかたです・・・1年は持たないと思うので交換する事に。クラッチカバーも反り始めてます。

シーズンオフメンテ

今日は、インプレッサ GDB F型 ダートラ車をシーズンオフメンテナンスでお預かりしまた。この車両は、昨シーズン、ウチで製作させて頂き1年間ダートラに参加、1年間グラベルでの競技で使用しると、アチコチが痛んで来ます。

オーナーさんは、数十年ダートラに参加していますが、毎年必ずオフ中に基本的なメンテは欠かしません。 

 

メニューは、サスペンションO/H・フロントLSD・リアLSDのO/H&仕様変更・クラッチ交換・マウント系/サスペンションブッシュ点検・ブレーキ系点検・アクスル系点検・プラグ交換・アンダーガード類を外しての点検・ロールバー増し締めなどです。点検して問題が有れば、部品交換や修理、対策をして行く予定です。

外した、リアデフASSY、これから分解です。

小此木

AE86 ハチロク

今日、トヨタ スプリンター トレノ AE86が入庫して来ました。

10数年前は、店の駐車場に必ずと言ってよいほど数台が作業待ちしていた車です。生産台数が多いから、まだ、保管状態が良く、綺麗な車両は有るんですね。AE86は国内モータースポーツで使われなかったカテゴリーは無いのではないでしょうか!私も、ハチロクで育った1人です。

 

 

このハチロクは、サスペンションがノーマルですのでかなり珍しいですね。

今回は、このサスペンションにメスを入れます。でも、スタンダードチューンのTRD ショートストローク仕様とサスペンションブッシュの交換。

現在でも、アフターパーツが結構存在するので助かります。

しかし、この車は程度が良い!!個人的に欲しくなる車です・・・

不安だったエンジン!

年末にタービンブローした、スカイライン BNR32 GT-Rのタービン交換をして、エンジンを始動したが、トラブルの原因が確認されていない為、走行前に色々と不安要素を持ちながらアイドリングさせた。

始動前に、内視鏡でシリンダー内を覗いてみたが、確かにシリンダーのライナーに細かい傷が有ったが、内視鏡の先端が90度に曲がるタイプの物ではないので、トップ部までは確認できずじまい。ピストントップもカーボンの付着で良く見えない・・・再度、コンプレッションを確認したが、多少のバラツキは有るが、基準値内でおさまっている。

 

いざ、試走に行くと、調子は完全ではない!店の廻りを1周しスグに帰って来て、オーナーさんに連絡、点火系・燃料系を確認した結果、問題はなさそうなので、エンジン本体に不調原因「大」と説明した。最初、オーナーさんは、予算の関係も有って戸惑っていて、ダマシダマシ乗れば問題無いですかね。と言っていましたが、責任は持てない状況なのでエンジンを開ける事を説得しました。そして、実際にエンジンをバラすとビンゴ!でした。4・5番のピストンが溶けてシリンダーにザックリと傷が入っている、ピストンリングもトップ部がかじってしまい固着状態でした。異常ブースト圧が掛かっていた事が原因なのは間違いなさそうです。エンジンをオーバーホールしながら、圧力を調整する補機類や配管類をチェックする予定です。 でも、この状態で納車しなくてホントに良かったです。エンジンブローのカウントダウンスイッチが押されたような状態ですからね。そして、ターボ車は、正確なブースト計を付けておく事が必須ですよ。

 こちらは、GC8 NAです。

殆んどの部品が入ってきたので、後は、取り付けるだけです。

ショックは10年前にウチで交換した、GABの純正形状が装着されていたのですが、廃盤の為、KYB「スーパースペシャル フォーストリート」4段式減衰調整のモノです。スプリングは全体的に錆が出ていたのですが、サンドブラストで錆を落として再塗装して再使用しました。

来週は、車検を取って納車予定です。

小此木

GC8メンテナンス2

先日、お預かりした、インプレッサ GC8 NA。10万キロ達成記念!?で大掛かりなメンテナンスを行っています。予定していた、修理内容でアチコチをバラすと、リフトアップして目視だけで確認した部分の他にも色々と痛んでるところが発覚してきます。

リア、ハブベアリングの片側が完全に固着していて抜けない・・・ヒーターでかなり暖めてやっと抜けました。

 

これは、シフトリンケージ ミッション側のジョイントです。メンテ前の試走でシフトレバーがグラグラだったので気になっていたのですが、案の定、樹脂製のブッシュが砕けて半分以上無くなっていました。新品に交換です。ターボ系の車両でも同じものを使ってますので、シフトのストロークが大きくなっている方はチェックしてみて下さい。

小此木

GC8メンテナンス

 12日、13日と月曜定休日&第2火曜で連休させて頂きました。

今日は、インプレッサ GC8 NA車のメンテナンスを開始しました。走行距離は95000キロ、オーナーさんも家族会議で悩んだ結果、メンテナンスを決意されたようです。何を悩んだか!車検が来月に切れるため、ここで、車を入れ替えるかです。但し、オーナーさん本人は、インプレッサを気に入っていて、あと、10年間は乗りたいと思っているよです。新車やそこそこの中古車を購入しても、結局お金は掛かるしどちらかと言えば、今、魅力が有り欲しい車が無いので奥様に納得して貰ったみたいです。 

作業は、車検・タイミングベルト・ウォーターポンプ・サーモスタット・クラッチ・ショックアブソーバー(KYB)・パワステホース・デフオイル漏れ・フェールフィルター・ブレーキO/H・ハブベアリングと10万キロでのメーカー指定交換部品と、オイル漏れ修理です。

ショックから分解してみると、リアバンプラバーがグズグズになっており、外部から見えないところが結構痛んでるようです。やはりメンテナンスは必須です。そして、メンテすれば十分に乗れる車ですので、しっかりやらせて頂きます。

でも、最近はこのオーナーさんと同意見の方は多いと思います。不景気だから車が売れないのも有りますが、魅力の有る車が無いのも1つ有るのではないでしょか?

小此木

さよならウルトラ警備隊

パックアールデモカー インプレッサ GDBを売却する事になりました。(ちまたではウルトラ警備隊と呼ばれてます)

丁度、5年前に新車でラリーカーに仕上げて、FIA国際格式ラリーに毎年、参加して来ました。初年度は当時のドライバー山田大輔が日本初開催のWRC「RALLY JAPAN」にて総合20位と好成績でスタートしたGDBですが、その後は、納得いく成績が出せませんでしたが、昨年、最後に「RALLY JAPAN」総合26位とまずますの成績を上げられたので、心から「お疲れさま!」と言いたいですね。

今日は、売却する為のメンテナンスをしております。工場長も5年間付き合って来ましたからね、少々寂しい感じです・・・

がっ!!しかし、今年からデモカーではなくなりますが、また、ウチでメンテナンスする事に!実は、昨年からラリーを始めた若い子が購入し、JAF東日本ラリーシリーズにGDBで参戦する事になり、チームパックアールのメンバーで走ります。ドライバーは後ほど紹介します。この車はラリーで戦う為に生まれてきた運命だったのでしょう?

今年も熱~い応援を何卒宜しくお願い致します。

チーム監督 小此木

パワステトラブル

エンジンを始動したら、赤い液体がエンジンルーム下部から漏れてきて、ステアリングを廻すと異音がする!と言う事で、車両を預りに行きました。ここ最近、パワステの調子が良くなかったと、オーナーさん。

車両は、スカイライン ER34 最初はパワステポンプを疑いましたが、症状がどうも違うような感じです。完全に、配管から、エアを吸って上手く、オイルが循環していないようです。エンジン回転に合わせて感知するバルブが付いているので、それも、疑いましたが、違う?もしかしたら?と思い、パワステポンプのフルードタンクか?と思い、丁度、中古のタンクが有ったので装着してみると、ビンゴ!!治った。原因は、タンク内にフィルターが組み込まれている構造で、そのフィルターに細かいスラッジが詰まっていて、フルードの循環が悪くなっていたようだ。

と、思いきや・・・・なんで??試走に行き帰ってくると、エンジンルーム下部から、また、フルードが漏っている?なんで・・・!?タンクを確認すると問題なし、今度は、ポンプからラックに行く高圧ホースからフルードが漏っている。アチャ~!(涙) 超~タイミングが悪い、日産系のこのラックに行く高圧ホースは結構弱く、ウチでも交換したケースが多々ある、多分、劣化していた状態のところに、フルードの流量が急に元気になったので追い討ちを掛けてしまったのでしょう。ゴムホースと金属部のかしめてる部分から、糸を引くようにフルードが漏れて来ました。残念だが、交換するしかないので部品を注文する事に。

小此木